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太陽光発電付き住宅ってどうなの?メリット・注意点を実例とあわせて解説!

WRITER SAKAI株式会社

2025/06/22

最近では建売住宅のチラシやネット広告で「太陽光発電付き住宅」という言葉を目にすることが増えてきましたよね。でも実際、「何がそんなに良いの?」「設置するとどう変わるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は、太陽光発電住宅の基本から、設置する際の注意点、そして住み心地まで、実例とともに分かりやすく解説します。

太陽光発電とは?暮らしにどう役立つの?

太陽光発電とは、屋根に取り付けたパネルで太陽の光を電気に変換し、家庭で使えるようにする仕組みです。

最近は「電気代を抑えたい」「災害に備えたい」というご家庭から注目が集まっており、分譲住宅でも標準搭載されるケースが増えてきています。

日中に発電→自宅で使う→余った分は売るという流れで、電気代の節約や売電収入につながります。また、災害時でも発電していれば家電を使うことも可能です。

実例① 発電して電気代が「ほぼゼロ」に

実際に太陽光発電を取り入れたご家庭では、電気代が「月1,000円程度」まで下がったという声もあります。冷暖房の使用が増える夏や冬でも、日中に発電した電気でカバーできれば、光熱費の不安がぐっと減ります。

最近は蓄電池とセットで導入されることも多く、夜間でも電気を使えるようにする工夫がされています。

実例② 停電でも照明と冷蔵庫が使えた!

あるエリアでは台風による停電が発生しましたが、太陽光発電+蓄電池を導入していたお宅では、冷蔵庫・照明・スマホの充電が可能でした。「何も使えない」という状態を避けられたのは心強いですね。

災害対策としても、太陽光発電はひとつの安心材料になってくれます。

設置時のポイントと注意点

太陽光発電にはたくさんのメリットがある一方、設置に向いていない家初期費用の負担といった注意点もあります。導入前には以下のような点を確認しておくことが大切です。

1. 屋根の条件

南向き・30度前後の傾斜が理想です。影になる建物や木が近くにあると発電効率が下がるため、日照シミュレーションは必須です。

2. 屋根の材質・形状

スレートや金属屋根など、設置しやすい材質かどうかも重要です。和瓦は施工時に注意が必要なため、業者とよく相談しましょう。

3. 補助金制度の確認

国や自治体で補助金や減税制度を設けている場合があります。制度によっては申請タイミングや要件が細かく決まっているため、設置前に確認することが必要です。

4. 信頼できる業者を選ぶ

施工不良によるトラブルも報告されています。見積もりは1社ではなく複数社に依頼し、価格だけでなく保証内容や施工実績も比較しましょう。

実例③ 補助金を活用して設置費用を抑えた!

「思ったより高くて諦めかけたけど、補助金のおかげで設置できた」というご家庭もあります。市町村によっては、数十万円の補助が受けられる場合も。年ごとに変わるので、最新情報のチェックはお忘れなく。

将来的に目指したい「ZEH」や「GX志向型住宅」との関係

近年では、「ZEH(ゼロエネルギーハウス)」や「GX(グリーントランスフォーメーション)」という、さらに省エネ・断熱に優れた住宅スタイルも注目されています。

これらの住宅では太陽光発電が欠かせない要素となっており、補助金の上限も大きくなる傾向があります。これから建築を考えている方は、太陽光発電と一緒に「家の性能」も意識してみると良いかもしれません。

まとめ

今回は、太陽光発電付き住宅のメリット・注意点・実際の活用例などを中心にご紹介しました。

太陽光発電は光熱費の節約や災害時の備えとして大きな安心につながります。ただし、屋根の条件や業者選び、メンテナンスのことまでしっかり検討して導入することが大切です。

注文住宅だけでなく、最近では分譲住宅(建売)でも太陽光発電が標準搭載される物件が増えてきています。物件選びの際のポイントとして、ぜひ参考にしてみてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。