家は住む人の健康を守るのは当然のこと。
「体に良くないものは使わない」。
当たり前のことを当たり前にします。
だから私たちは漆喰と無垢を選びます。
住まいの建材などに使われている化学物質は呼吸により身体に蓄積され、それがお腹の赤ちゃんにも影響を与えているという事を知っていましたか? アトピーやアレルギーがこども達に多いのもこれらが原因となっている事もあるみたいです。
新築で、気分が悪くなったり、吐き気や頭痛がする。これらは「家」に問題があるかもしれません。より影響を受けやすいこども達は幼いほど家にいる時間が長いのです。家づくりの中でアレルギーのことを考えるのは大げさなことでしょうか?
私たち大人が幸せでも、こども達が幸せに暮らすことができない家。そんな家があっていいのでしょうか。あっていいはずないですよね?
体に有害なものを含まない材料、『漆喰と無垢』を家の材料に選ぶことは、この先の何十年も続く未来のためのとても重大な選択です。こども達が住みたい家を選ぶことはできません。こども達の為にアレルギーの可能性を限りなく少なくした家を選ぶ事は、私たち大人であり、親の責任ではないでしょうか。
床材は無垢の木を使用します。無垢とは「混ざり気のない」という意味で、一本の木から取れるつなぎ目のない材木のこと。自然な環境で育った木の表情は様々で、質感、風合いが魅力で一本として同じものがありません。断熱性も高く、コンクリートの約2倍もあり、素肌で触れると夏はひんやり冷たく、冬はほんのりあたたかみを感じます。また調湿作用もあり、適度に室内を調湿し快適な状態に保ちます。
漆喰(しっくい)とは、石灰岩を焼いた水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とし、麻スサ、ぎんなん草をまぜた天然の建築材料です。優れた性能のため古くから好まれ、古墳の壁画、エジプトのピラミッドなど、世界中の遺跡にも使われています。石灰岩へ戻ろうと硬化するため、接着剤が一切いらない唯一の素材です。
昔のお城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。もともとが岩なので、燃えることがありません。
選択的に人に有用な菌を活かす作用があり、有害菌の繁殖を抑制します。味噌や醤油、お酒の蔵が漆喰塗りなのもこれが理由です。
ビニールクロスが黒く汚れる原因は静電気。漆喰は静電気を帯びにくい性質のため、浮遊微粒子の付着がほとんどなく、長期間白さを保ちます。
漆喰が固まる時にできる結晶が光を乱反射し白い輝きを放ちます。塗り方ひとつで好みの表情がつけられます。
新建材は汚れると新しく貼り替えないかぎり惨めさはぬぐいきれませんが、漆喰などの天然素材は、美しい経年変化が楽しめます。
シックハウス症候群の原因のひとつであるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物を吸着し分解します。