SAKAIの家ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回初めてブログを担当させていただきます、2025年入社の新入社員、**佐藤美花(さとう みか)**です。
SAKAIで働き始めてから約1ヶ月が経ち、毎日たくさんのことを学ばせていただいている最中です。
最近は、同期や先輩方と一緒に食事に行ったり、大学時代の友人と社会人生活について近況報告をしたりと、公私ともに充実した日々を過ごしています。
新しい環境の中で、毎日がとても楽しく、刺激的です!

私は、大分大学 理工学部 創生工学科 建築学コースを卒業し、SAKAIに入社いたしました。大学では建築について4年間学びましたが、実際の住宅づくりの現場では、時代の変化に伴い住宅の在り方もどんどん多様化しており、日々が新しい学びの連続です。
そんな中で、私が特に魅力を感じているのが、SAKAIの家の最大の特徴ともいえる「漆喰(しっくい)」です。今回は、その「漆喰」について、詳しくご紹介していきたいと思います。
「漆喰」を使うメリットとは?

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材で、日本だけでなく海外でも古くから使用されてきた歴史ある素材です。
「SAKAIの家=漆喰」と連想される方も多いかもしれませんが、実際にどのようなメリットがあるのかまでご存知の方は、意外と少ないのではないでしょうか。今回は、数ある漆喰の魅力の中から、住宅に特に活かされる代表的なメリットをご紹介します。
①消臭効果
漆喰は、壁面に微細な穴が無数にあいた「多孔質構造」を持っています。
この構造により、空気中の臭いの成分を吸収し、中和する効果があります。
玄関、トイレ、キッチンなど、生活の中で気になる臭いが発生しやすい場所でも、漆喰を壁に使用することで、特別な対策をせずとも自然に消臭効果を発揮してくれます。
②不燃性で安心
漆喰は、自然由来の素材から作られており、建築基準法でも「不燃材料」として認められています。
化学添加物を含まず、可燃性の建材とは異なり、燃焼時に一酸化炭素などの有害なガスを発生させないという特徴があります。実際、消防庁の調査によると、建物火災の約9割が住宅で発生しており、その死因の中で最も多いのが「一酸化炭素中毒」で、約38%を占めています。
漆喰の壁に火を近づけた場合でも、表面が黒く炭化するだけで燃え広がることはありません。防火性の高い安心な素材として、大切な住まいを守ってくれます。
③メンテナンスが簡単
漆喰は、手軽に補修ができるのも大きな魅力です。
軽い汚れであれば、消しゴムやメラミンスポンジでこするだけで簡単に落とすことができます。また、小規模な塗り直しであれば、専用の道具を使わずに、漆喰の粉と水を混ぜるだけで簡単に補修が可能です。実際に、SAKAI本社の内壁でも、画鋲の跡や軽いキズなどは社員自身が補修しています。
この他にも、漆喰には「調湿効果」や「抗菌作用」など、快適な暮らしを支える多くの機能があります。
自然素材の持つ力を活かし、長く安心して住む家づくりには、漆喰はとてもおすすめの素材です。

SAKAIのモデルハウスや各店舗では、実際に漆喰の質感や効果を体感できるコーナーをご用意しております。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!