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太陽光と蓄電池って本当に必要?新築住宅に導入するメリットをお伝えします!

WRITER 荒木 宗誠

2024/04/30

物価の上昇や電気代高騰というニュースもよく目にするようになりました。ですが、「太陽光って本当に必要?蓄電池ってなんのためにつけるの?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか?

今回はこれからの時代に必要となる太陽光と蓄電池について解説いたします!

太陽光と蓄電池は本当に必要なの?

結論をいうと必要です!これからなぜ必要なのかを解説いたします。

総務省統計局の家計調査によると、2022年5月~2023年4月の4人家族の電気代平均額は1カ月あたり14,849円、年間で178,189円と決して安いとは言えない金額がかかっています。さらに戦後からみてみると、電気料金は1度も下がることなく、現在も関西電力以外は燃料費調整額が上がり続けています。もちろん大分でも金額は上がり続けています。

九州電力より引用

また、京都市や東京都では新築住宅の太陽光の設置を義務化しており、全国的にその流れは来ています。いずれ大分でも太陽光設置義務化ということも十二分にありえると言えるでしょう。

太陽光、蓄電池を設置するメリット

太陽光と蓄電池で今上がり続けている電気代を無くすことができます!電気代も生涯ローンといえます。ずっと払い続けなければならず、生活するにおいても必ず必要なものです。太陽光と蓄電池を導入することで得られるメリットをそれぞれご紹介します。

太陽光のメリット

太陽光発電は、太陽の光が当たることで電気を作り出し、地球環境に有害な物資物質が発生しない、クリーンな発電方法です。難しい操作も不要な自動運転で、ご家庭の電気をまかないます。つまり、月々に発生する電気代を賄うことができるのです。ですがデメリットとして、夜間は発電できず、雨や曇りの日も発電量が少なくなるなど、天候に左右されやすく、出力のコントロールが難しい点があげられます。

九州電力より引用

蓄電池のメリット

先ほど太陽光で記述した夜間や天候が悪い時の発電の問題を解消してくれるのが蓄電池です。太陽光のみで余剰の電力を売るという方法もありますが、価格はどんどん下がっているのが現状です。2012年では1kw42円であったのが2023年に16円、10年後には8円になると予想さてています。売電価格は下がり続け、電気代はどんどん高くなるというのが今後の価格の動きと言われています。ですので、余剰の電力は蓄電池に溜めて、夜間や天候の悪い際に使うのがお得な電力の使い方です。また、災害の際に停電になっても蓄電池をつけていれば安心です。その際に注意すべき点があります。全負荷配線か特定不可配線かという点です。それぞれ説明をしていきます。

全負荷配線

停電時、家の中すべての電力を供給することができる方法です。部屋の中はもちろん、トイレやキッチンなど家中の電気を使用できます。ですが、知らず知らずのうちに電気を使いすぎてしまう危険も伴ってきます。

特定不可配線

停電時、専用の配線のみ電力を供給する方法です。無駄な電力を使用しないため、溜めた電気を長時間使用できます。普段の生活のような電気使用ができず、確認をしておかなければエアコンなども使えない、ということも起こり得ると言えます。

補助金について

太陽光・蓄電池の導入について様々なメリットを紹介してきましたが、最大のメリットは補助金も対象であることです。大分県では、出力1kWあたり7万円の補助金を受けることができます。蓄電池についても、蓄電池の価格(工事費込み、税抜き)の3分の1の補助金を受けることができます。ですが、各種細かい条件がありますので、施工を依頼した業者にしっかりと確認をしましょう。また大分県では現在、補助金が終了しており、再開の時期がまだ決定していません。令和6年の2月より開始しましたが、終了は令和6年4月とかなり早く終了しました。補助金再開の際にすぐに準備、申請ができるように事前に準備しておくのも大切です。

大分県の太陽光・蓄電池の補助金についてはこちら

まとめ

現在の自治体の設置の義務化や将来の電気料金の価格の高騰などを考えると、太陽光・蓄電池の設置は必須と言えます。ですが、ご家庭に合った設備や設置時期など検討しなければならないことも多くあります。SAKAIでは太陽光と蓄電池のセミナーを随時開催しています。また個別にて相談も受け付けておりますので、是非ご相談ください。

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