最近「GX補助金」という言葉を目にする機会が増えてきました。
GXって何?ZEHとは違うの?と思われた方も多いのではないでしょうか。
補助金があるなら使いたいけれど、どの住宅が対象で、どれくらいの金額が出るのかが気になりますよね。
2025年5月中旬から「GX志向型住宅向け補助金(GX補助金)」申請の受付が始まります。
今回は、このGX補助金について、制度の特徴や使い方、注意点などをわかりやすくご紹介します。
GX補助金とは?

GX補助金は、「GX=グリーントランスフォーメーション」の頭文字をとった、環境配慮型の高性能住宅を対象とした補助制度です。
2025年5月中旬から申請受付が始まり、締切は2025年12月31日まで。
ただし、予算は500億円までと決められており、上限に達すると早めに終了する可能性もあります。
対象となる住宅は、2024年11月22日以降に基礎工事以降の工程に着手した新築住宅。
高い断熱性能と省エネ性、さらには建設時の環境負荷にも配慮された「GX志向型住宅」に認定されることが条件です。
補助金の概要はこちら:
- 補助額:最大160万円/戸
- 対象:すべての世帯(年齢や家族構成の制限はなし)
- 申請方法:登録された住宅事業者を通じて行う
これまでのZEH補助金が最大40万円程度だったのに比べ、GX補助金は補助額が4倍と大きいのが魅力です。
GX志向型住宅ってどんな家?

GX志向型住宅は、これまでのZEH住宅の基準をさらに上回る高性能住宅です。
たとえばZEHでは、「断熱等性能等級5以上」「一次エネルギー消費量20%削減」が基準ですが、GX住宅では等級6以上・35%以上の削減が求められます。
さらに、太陽光発電などの再生可能エネルギーも、住宅で使うエネルギーの100%以上をまかなうことが条件になります(寒冷地は75%以上)。
GX住宅の特徴は、省エネ性能だけではありません。
建築材料や施工方法も環境への影響を抑える工夫がされていて、「つくる過程」から環境に配慮した家なのです。
都市部や狭小地でも導入しやすい設計が可能なので、これまでZEHをあきらめていた方にもおすすめです。
補助金を受けるにはどうすればいい?

GX補助金を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
まず、工事の着工日が2024年11月22日以降であること。そして、申請時には基礎工事より後の工程に進んでいる必要があります。
また、申請は自分で行うのではなく、国の制度に登録された住宅事業者(グリーン住宅支援事業者)を通して行う形になります。
そのため、GX補助金を希望する場合は、早い段階で住宅会社や工務店に「GX補助金に対応していますか?」と確認しておくのがポイントです。ちなみに、SAKAI株式会社はGX志向型住宅が標準仕様ですのでご安心ください!
加えて、同じ住宅の同じ設備に対して、他の補助金制度との重複利用はできません。
「ZEH補助金とセットで使いたい」と考えている方は注意が必要です。
GX住宅のメリットと暮らしやすさ

GX住宅には、高い性能だけでなく、暮らしの中で感じられるメリットもたくさんあります。
たとえば、断熱性能が高いので、夏は涼しく冬は暖かく、エアコンに頼りすぎない生活が実現できます。
電気代の節約にもつながりますし、温度差の少ない家は身体への負担も少なく、高齢者やお子さまにもやさしい住まいです。
また、再生可能エネルギーを活用することで、万が一の停電時にも安心。
太陽光発電や蓄電池の導入によって、災害時の備えにもなります。
加えて、建物自体の資産価値も高まりやすい傾向があります。
将来的な売却や相続を考えても、有利に働くケースが多いのです。
まとめ
GX補助金は、これからの住まいづくりを応援してくれる心強い制度です。
すべての世帯が対象となり、最大160万円という大きな補助が受けられるチャンスでもあります。
ZEHよりもさらに高い性能を持ち、環境にも暮らしにもやさしいGX志向型住宅。
新築を検討しているなら、補助金をうまく活用して、高性能な住まいをお得に手に入れてみてはいかがでしょうか?
SAKAIではGX志向型住宅を標準仕様としております。
まずはどんなお家なのかぜひお気軽にご見学ください!