HOME > コラム > 家を建てる > 注文住宅で人気!「中庭のある家」が選ばれる理由と後悔しないための工夫

注文住宅で人気!「中庭のある家」が選ばれる理由と後悔しないための工夫

WRITER 荒木 宗誠

2025/05/16

最近、SNSや住宅雑誌でもよく見かけるようになった「中庭のある家」。
注文住宅ならではの自由度を活かしながら、開放感とプライバシーを両立できる住まいとして、今とても注目されています。

「街中に建てるのに、外からの視線が気にならない」「日当たりや風通しが良くなる」など、
見た目のおしゃれさだけではない、中庭のある家の魅力を、今回は暮らし目線でわかりやすくご紹介していきます。

SAKAIの家_注文住宅_施工事例_中庭

中庭のある家が人気の理由

まずは、中庭があることで暮らしがどう変わるのか。具体的な魅力をいくつかご紹介します。

外からの視線を気にせず、明るさと開放感を両立

住宅街や隣家が近い立地では、「カーテンを開けづらい」「リビングが暗くなる」といった悩みが出やすいですよね。
中庭を建物で囲むように設計すれば、外部の視線を遮りつつ、室内に自然光や風をしっかり取り入れることができます。

特に、LDKと中庭をつなげた間取りにすることで、室内と屋外がゆるやかにつながる開放的な空間になります。

自宅でアウトドア気分を楽しめる

中庭では、こんな使い方ができます:

  • ウッドデッキでおうちカフェ
  • 子どもの遊び場に
  • ペットのドッグランとして
  • 家族や友人とバーベキュー
  • ガーデニングや読書、昼寝スペースにも

外に出かけなくても、“家の中で外時間”を楽しめる空間があるのは、心に余裕を与えてくれます。

どんな中庭がある?間取りのバリエーション

注文住宅では敷地の形や広さに合わせて、さまざまな中庭が取り入れられます。よく使われるのがこの3タイプです。

形状特徴
ロの字型建物で四方を囲んだ完全な中庭。静かで高いプライバシー性。
コの字型3面を囲んで1方向を開けたレイアウト。明るさと目隠しのバランス◎。
L字型2面囲みで柔軟に設計しやすく、狭い土地にも対応しやすい。

それぞれに良さがありますが、日当たり・動線・開放感のバランスを見ながら選ぶことがポイントです。

中庭をもっと快適にするアイデア

せっかく中庭を作るなら、「眺めるだけ」で終わらせず、日常にもっと取り入れてみたいもの。
以下のようなアイデアが人気です。

  • ガラス張りの大開口窓:室内から中庭が一望でき、空間の広がりを感じられます。
  • フラットなデッキやタイルテラス:LDKと段差なくつながると、自然に外に出たくなる空間に。
  • シンボルツリーや植栽:季節の変化や緑の癒しを暮らしに取り入れることができます。
  • 日よけやパーゴラ:夏の直射日光を遮り、雨の日でも活用しやすく。
  • 夜のライトアップ:庭を照らす光が、リビングからの景色をロマンチックに変えてくれます。

中庭は、昼と夜でまったく違う表情を見せてくれる空間。演出次第で、おうち時間がもっと心地よくなります。

設計段階で気をつけたいこと

中庭のある家には多くのメリットがありますが、設計時にいくつか注意しておきたいポイントもあります。

排水と湿気の対策を忘れずに

地面に近い場所だからこそ、水はけが悪いと湿気や虫の原因になります。
排水口の位置や水勾配など、設計段階でしっかり確認しておくことが重要です。

動線は「便利さ」と「家事効率」で考える

中庭を通って部屋を行き来する動線もありますが、雨の日や家事中に不便になるケースも
あくまでも「暮らしやすさ」がベース。動線はシンプルに、生活リズムを意識して計画しましょう。

断熱性と耐震性のバランス

窓が多くなるぶん、断熱性能や耐震性能に影響する場合があります。
高性能なサッシや構造設計の工夫で、快適さと安全性を両立させることが大切です。

まとめ

中庭のある家は、「家の中に外がある」という新しい暮らし方を叶えてくれる住まいです。
開放感や光、風、自然を取り込みながらも、外からの視線を気にせずに過ごせるのが最大の魅力。

  • 採光・通風とプライバシーの両立
  • アウトドアな暮らしの実現
  • 日常に癒しと変化を与えてくれる空間

ただし、排水・動線・断熱などの設計の工夫や配慮も大切です。
SAKAIでは実際に中庭のあるモデルハウスがアルプ総合展示場にございます。

実際にご見学いただけますのでお気軽いお問い合せください♪

中庭のあるモデルハウス、来場予約はこちらから