「注文住宅を建てるなら、そろそろ本格的に情報収集を始めようかな」
そんな方が気になるのが、やはり“いくらかかるのか”というリアルなお金の話ではないでしょうか。
特に今、大分県で家を建てる人の間では、土地付きの注文住宅を検討するケースが増えており、建築費・土地代・返済計画すべてを見据えた資金計画が求められています。
今回は、大分県における注文住宅の建築相場や坪単価、ローン返済の目安、そしてコストを抑えるための考え方まで、わかりやすくまとめました。
目次
建てるのにいくらかかる?建築費・土地代の目安

まずは気になる金額から。大分県で注文住宅を建てる際の平均的な費用は以下の通りです。
- 注文住宅(建物のみ)の平均建築費:約3,682万円
- 土地付き注文住宅の平均費用:約4,298万円
- 平均坪単価:約103万円/坪(延床35坪前後)
建築費はもちろん、エリアによって土地の価格も大きく異なるのが大分県の特徴です。
地域 | 土地の平均坪単価 |
---|---|
大分市 | 約23.4万円/坪 |
中津市 | 約6.5万円/坪 |
都市部と郊外でかなり差があるため、土地選びによって総額が数百万円単位で変わることも珍しくありません。
年収と住宅ローンの関係は?無理のない返済の目安
家づくりにおいては、建築費だけでなく「返済が続けられるかどうか」も大切です。
ここでは、世帯年収とローン計画の目安を見ていきましょう。
- 大分県で注文住宅を購入する人の平均世帯年収:約622万円
- 実際に一番多い年収帯は:400万〜499万円
この場合、借入できる目安は年収の5〜6倍程度が一般的。たとえば年収500万円なら2,500万〜3,000万円ほどが目安です。
さらに、月々の返済は以下のように考えると安心です。
- 月々の返済額の目安:手取り収入の25%以内(例:手取り25万円なら月6.2万円〜上限でも約8万円)
- 無理のない返済期間:最長35年が主流、できれば定年までに完済を目指すのが理想
金利の選び方も重要です。
金利タイプ | 特徴 |
---|---|
変動型 | 最初の金利は低いが、将来変動リスクあり |
固定期間選択型 | 2〜20年の間は金利固定、その後は再選択または変動へ |
全期間固定(例:フラット35) | 完済まで金利が変わらず安心だが、やや割高 |
コストを抑えるには?効率的な家づくりのヒント

注文住宅は、こだわればこだわるほど費用が上がりやすい一方で、計画段階の工夫次第でコストを抑えることもできます。
以下は、よく採用されているコストダウンのポイントです。
1. シンプルな形状と間取りにする
屋根や外壁に凹凸が多いと、そのぶん工事費がアップします。凹凸の少ない“総2階”構造や正方形に近い形で、コストを抑える方も多いです。
2. オプションを絞り、標準仕様を活かす
注文住宅では「標準で選べるもの」を上手に活かすことで、追加費用を抑えることができます。
3. 土地選びも重要
地価の高い中心部ではなく、少し郊外を選ぶだけで数百万円の差が出ることも。通勤・通学の利便性と価格のバランスを見ながら選びましょう。
4. ZEH・省エネ住宅で光熱費を抑える
初期費用は高くても、断熱性・気密性の高い住宅は長期的に光熱費が下がるため、トータルではお得になることもあります。
5. 補助金制度の活用
「住宅省エネ2025キャンペーン」や、GX・ZEH・長期優良住宅などの国や自治体の補助金を活用することで、数十万円〜100万円単位の補助が受けられるケースも。
大分県で家を建てるときの地域特性にも注目

大分県は、地域ごとに気候や地盤の特性が大きく異なるのも特徴です。
- 北部:曇りやすく冬は風が強い → 断熱性と防風対策
- 南部:温暖で多雨 → 排水や湿気対策
- 西部:雷が多い → 避雷設備や屋根材の選定に注意
また、地元工務店を選ぶことで、地域に合った設計とアフター対応が受けやすいというメリットもあります。
まとめ
- 大分県で注文住宅を建てる平均費用は、建物だけで約3,600万円台。土地付きだと約4,300万円前後。
- 坪単価は103万円前後で、土地代は地域によって大きく差があります。
- 年収500万〜600万円台の世帯が多く、返済は「手取りの25%以内・35年以内」が目安。
- コストを抑えるには、シンプルな設計・標準仕様・土地選び・補助金の活用がカギ。
- 地域ごとの気候や環境に合わせた断熱・耐候対策も忘れずに。
家づくりは「金額」だけではなく、「どう暮らすか」を見据えて考えることが大切です。
今回は一般的な大分県での新築の注文住宅のご紹介をさせていただきました。
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