注文住宅でリビングを設計する際、「できるだけ広く見えるようにしたい」という声は非常に多く聞かれます。しかし、限られた敷地や建築面積の中で本当に広く感じられる空間をつくるには、空間設計とインテリアの工夫が不可欠です。
本記事では、視線の抜け・天井の高さ・一体感のある間取り・採光の取り入れ方など、リビングを広く見せるための具体的なアイデアとテクニックを紹介します。家づくりで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
リビングを広く見せるには?注文住宅ならではの空間設計が鍵

リビングを広く見せるためには、視線の抜け感や天井の高さを活かした設計、家具選びの工夫などを組み合わせることが大切です。
たとえば、壁で仕切らずリビングとダイニング、キッチンをつなげたり、吹き抜けを採用することで、実際の面積以上の「開放感」を感じられます。
さらに、隣接する和室と間仕切りでつなげておけば、日常では一体空間として使い、必要なときだけ個室にできる柔軟な使い方も可能です。
実際に使われている間取りの工夫

リビングを広く見せるために採用される、具体的な間取り例を紹介します。
- LDK一体型のオープン設計
壁やドアをなくし、キッチン・ダイニング・リビングを一体化することで、視線が奥まで通り抜け、空間のつながりを感じられます。 - 吹き抜けや勾配天井の活用
天井を高くすることで、縦方向のゆとりが生まれます。特に吹き抜けや部分的な勾配天井は、リビングに開放感をもたらします。 - 大きな窓から自然光を取り込む
外の景色や庭を取り込むような窓配置にすることで、部屋の奥行きを演出できます。視線が外へ抜けることで、空間が広く感じられます。 - 可動式間仕切りの採用
隣室との間に引き戸やスライドドアを設けることで、必要に応じて空間を仕切ったり、一体化したりできます。
SAKAIのアルプわさだハウジングタウンにあるモデルハウスでは、吹き抜けを使った広い印象をもつリビングを採用しています。お気軽にご見学ください♪
インテリアの選び方で広さを演出するポイント

間取りだけでなく、インテリアの選定や色使いによっても、リビングの広さは大きく左右されます。
- 明るい内装色を選ぶ
白やベージュなどの淡い色を壁や天井、床に使うと、光を反射して空間が広く感じられます。 - 家具は背の低いものに統一
背の高い収納やソファは圧迫感を与えるため、ロースタイルの家具を選ぶとすっきりとした印象になります。 - テレビは壁掛けタイプに
テレビボードをなくすことで床面が広く見え、視覚的な余白が生まれます。 - アクセントカラーの配置に注意
暗めの色を取り入れる場合は、壁の一部や小物に限定し、圧迫感が出ないよう調整します。
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まとめ
注文住宅でリビングを広く見せるためには、間取りの工夫とインテリアの工夫の両方が重要です。吹き抜けや大きな窓、LDK一体型の間取りなどを取り入れることで、実際の面積以上の広さを感じられる空間がつくれます。
また、家具のサイズや配置、色使いを工夫することで、視覚的な広がりを演出することも可能です。
建築面積を増やすのではなく、設計とアイデアで「広く見える家」をつくることが、満足度の高い家づくりのポイントといえるでしょう。