家づくりQ&AFAQ

Q

1階に住むか?上階に住むか?

A

1階に住むメリットとして、騒音が立ちにくい。洗濯などを夜遅くにする場合は1階のほうが音が響きにくくなります。

引越し、買い物ともに荷物を運び入れるときは楽です。3階建て以上の引越しだと特別料金を取る引越し業者や家電販売店もあります。

デメリットは2階の音が響く。上階に子供が住んでいる部屋は、元気な足音や声などが聞こえる場合もあるようですが。

暖房効果も暖かい空気は上にたまるので、床下からの冷気が上がってくることがあります。湿気も2階より1階のほうが上がってきます。

逆に最上階だと、屋根に当たる真夏の日差しで冷房効率が下がることもあります。防犯面では上階だからと言って安全とは限りません。

屋上から雨どいなどを伝って降りてくる悪い人もいますし、入ろうと思えばどんなことをしても入ってきます。これについては意識が肝心です。

場所によっては窓の位置などで外から中が見える場合もあります。これは土地の形状によって2階でも見えてしまう場合があります。

階段の位置、廊下の位置によって人の往来が気になるところもあります。

また、3階建て以上の建物でエレベーターがない場合は管理費等は安くなりますが、高齢の方などは住みにくいかもしれません。

トイレやお風呂の排水の音が気になることもあります。隣の音はその建物の構造や壁の厚みなどによって変わってきます。

この辺は賃貸住宅仕様なのか分譲仕様なのかによってかなりの差があります。大きな建物だからと言って隣の音が響かないというわけではありません。

どちらかというと大きくても賃貸仕様のマンションよりは小さくても分譲仕様のマンションのほうが音や設備はよくできています。

住んでみてわかることは多いと思うのですが、どちらにしても近隣への配慮をお互いにすることが気持ちよく住む秘訣になるのではないでしょうか?

Q

賃貸住宅から退去するときにかかる費用は?

A

賃貸住宅は入居するときに「礼金」と「敷金」というお金を払うのが一般的です。

この「礼金」は貸主さんに差し上げるお金なので戻ってくることはありません。

しかし、「敷金」は家賃の未払いなどが発生したときに充当される預けておくお金なので退去時には返してもらえるお金になります。

しかし、実際は退去時に現状復帰という名目でのクリーニングやリフォーム代を差し引いて返却される場合が多いようです。

中には敷金以上に請求されて退去時に大金を支払ったという話も聞きます。

ペット不可の住宅でペットを飼っていて見つかってしまった場合や、禁止事項として契約書に書かれていることをした場合などは損害金を支払わなくてはならないこともあります。

一度契約書を確認してみる必要がありますね。

また、退去時に請求されることの多い「クリーニング費用」ですが、浴室のカビやキッチンの油汚れなどはなるべくきれいに清掃をして、「大切に使っていた」事をアピールしたほうが有利なこともあります。

また、壁にあいた釘や鋲の穴、床の傷なども原状回復を言われることがあります。

タバコのヤニや冷蔵庫の背面の汚れなどは経年劣化と捉えられ、借主に原状回復の義務を認められないこともありますが、実際は程度の問題と気持ちの問題も大きくあるのでなるべく最初からなるべくきれいに住むべきでしょう。

まれに法外な原状回復費用を請求してくる貸主がいますが、納得がいかないときには第三者に間に立ってもらうなどして落ち着いて話をしましょう。

借主は「住まわせてもらった」貸主は「住んでもらった」というお互いを思いやる気持ちを持ち、円満に退去できるようにしたいものですね。

Q

賃貸住宅に入居するときに必要なお金は?

A

一般的には入居時に家賃の5~6ヶ月分のお金が必要だといわれています。

内訳は 1、敷金0~2ヶ月分 2.礼金1~2ヶ月 3.仲介手数料0~1ヶ月 4.家賃(翌月分前払い)一ヶ月+日割り 5、保証料0.5ヶ月分程度 6、火災保険1~2万円 などがあります。

そのほかに共益費や管理費なども翌月分前払いとなります。

敷金は入居する際に預けておくお金で、退去時には返却されることになっていますが、契約書に退去時の原状回復費用相殺と書かれていたら、その分は差し引かれて返却されます。

礼金は大家さんへのお礼のお金で敷金と違い、返却はされません。仲介手数料は不動産会社に支払う手数料です。

キャンペーンなどで無料だったり半額だったりすることはありますが、一般的には家賃の一か月分が必要です。

家賃は翌月分を前払いとなりますので入居する日を含めた月は日割り計算をして契約時に支払います。翌月の家賃1ヶ月分もその時に支払うことがあります。

保証料は保証人を立てる代わりにもしもの場合は保証会社に保証してもらうためのものです。最近は保証人をお願いするよりも、保証会社の保証を条件にすることが多いようです。

火災保険も加入を条件にしているところが多いようです。敷金や礼金もキャンペーンで割引をしている物件があることもありますのでそういうお得な情報は不動産会社に問い合わせをしてみるといいでしょう。

Q

一人暮らしの際に買っておくべきもの

A

一人暮らしをはじめるに当たって、そろえたいと思うものはたくさんあると思います。

しかし、最初からたくさん持ち込んでしまっては居室の有効活用ができなくなる場合もあります。

最初は必要な物を最小限に用意して、後から少しづつそろえていきましょう。

家電品の中で冷蔵庫、洗濯機、電子レンジは必需品といえますが、新品をそろえようとすると予算が足りなくなるかもしれません。

リサイクルショップやインターネットのオークションなどを上手に利用しましょう。また、4月からの新生活に向けてならおとくなセットパックがあったりもしますのでねらい目です。

家具はテーブルやイス、ベッド、タンスなど大きなものが多いので必要な物のチョイスをしましょう。

タンスはクローゼットのついた部屋を借りれば不用になりますし、パイプハンガーなどを利用して、大きな物を置かなくても済むような工夫をしましょう。

照明器具やエアコンは附属のも部屋もありますし、残置物といって前の入居者が置いていったものもあります。

附属の場合は故障時には大家さんに修理を求めることができますが、残置物の場合には修理もしくは取替えを自分でしなければならないことになりますので確認してください。

寝具は一式必要です。お客様用までは必要ないかもしれませんが、自分の分はないと眠れませんね。テレビやパソコンは必要に応じて。

今はテレビを見ることのできるパソコンがありますので 兼用できるといいかもしれません。そのほかに細かいものとして生活用品があります。

台所用品、おなべや包丁、まな板など、最低限の調理器具やバケツやホウキなどの掃除用品もそろえておきましょう。

Q

一人暮らしで毎月かかる費用

A

実家から独立して一人暮らしをしたいけれど毎月の費用はいくらくらいかかるのか知りたい、という方のためにどんなお金が必要かを挙げてみます。

  1. 家賃
  2. 交通費・駐車場代(ガソリン代)
  3. 電気代
  4. ガス代
  5. 食費
  6. 交際費
  7. 通信費(電話・携帯電話・インターネットのプロバイダ料金など)
  8. 日用品
  9. 保険代
  10. 貯金

など

今現在払っているもの、たとえば保険や携帯電話などはいくらくらいかかるか自分でもわかります。

家賃は相場と相談ですが、新築や駅に近いなどの好立地のところでは相場よりも高めになることがあります。

収入の1/3くらいを目安にします。食費は2~4万円/月程度、交際費はお付き合いの頻度にもよりますが、0.5~2万円/月といったところでしょうか。

イレギュラーに祝儀、不祝儀の出費があることもあります。水道料金は2,000円~4,000円/月くらい。これは地域差がかなりあります。

家賃に含まれている場合もあります。ガス代は3,000円~6,000円/月程度。都市ガスかプロパンガスかによって金額に差があります。

電気代は3,000円~8,000円/月程度。季節によってよっても変化しますし、最近増えているオール電化仕様だとガス代がかからず、トータル的には安くなることもあります。

通信費には携帯代のほかにインターネットのプロバイダ料金などもありますが、家賃に含まれている物件もあります。テレビがあればNHKの受信料やケーブルテレビの利用料が別途必要になることもあります。

固定電話が必要な場合には基本料金が2,000円/月程度かかります。合計金額はおおよそ13~15万円/月くらいが目安でしょうか。節約をするな ら、食費や交際費が減らしやすいと思いますが、節約のためだからと言って「月一万円生活」なんていうのはテレビの中だけのことと思っていたほうがいいで しょう。家計簿をつけるとお金の動きがよくわかり、出費に意識したり反省したりということもあるので節約に一役買いそうです。そして、毎月金額を決めて、 少しづつでも貯金をする習慣をつけましょう。

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