サラダトークTALK

暮らす楽しみが広がるデッキと軒のある住まい。伸びやかに広がる大空間にゆとりのデッキをプラス。どこか懐かしい深い軒が家族の暮らしをあたたかく包み込んでいました。

リビング

和室

玄関

洗面室

インタビュー

年月を重ねるほどに深まる味わいご家族と信頼を結ぶ住まいづくり
みかん畑を眺める小さな里山に、どっしりとした和風の構え。深い軒をたたえ、日本家屋の落ち着いた佇まいを感じさせるK様邸は、ご夫婦と5歳になる男の子、17歳の息子さんが暮らす4人家族の住まいです。「いずれは主人の両親と同居する予定で、2世帯でゆったり暮らせる住まいをと考えていたんですね。そのときまず浮かんだのが、5、6年ほど前にサラダホームで建てた弟の住まい。年月が経つほどに無垢の床が色づいてきて、漆喰の壁にもツヤが出てくる。普通の家は新築のときが一番きれいだけど、サラダホームの家は暮らすほどに味わいが深まってくる。それに、ほかのハウスメーカーを見ても興味を示さなかった長男が、『ここがいい』って言ったのはサラダホームだけだったんですね(笑)。スタッフさんとも話しやすかったり、なにより化学物質に敏感な長男がずっといても居心地がいいと感じられたのがいちばん大きかったみたいです」と奥様。
そしてご主人の心をつかんだのは、お客様と真摯に向き合うサラダホームの住まいづくり。「やっぱり予算のことで腹を割って話せるというは大切なこと。私たちの希望をすべて話したうえで、予算内でどこまでできるか。もちろんできないこともあるけど、そのときは違う角度から提案してくれたり、もっといいアイデアを出してくれたり。できるところまでやってくれる、その姿勢に誠実さを感じました」
住まいづくりのプロが描く暮らしやすさと心地よさ
玄関ドアを開くとまず目を引くのは、ニッチに組み込まれた“格子”が和モダンな印象を与える玄関ホール。「実は築160年もある実家を解体することになって、いまでは造るのが難しいといわれる昔の建具をぜひ新しい家にも生かしたかったんです」とご主人。繊細な木組みの格子は大きな和室の欄間だったそう。いにしえの技を伝える日本建築ならではの建具は、K様邸にとっても貴重な財産です。
左手には、折り戸の扉で目隠しをした家族専用の上り口を設けたシューズクロークを配置。ご家族の靴をずらりと並べたオープン棚はひと目で見やすく、上着を掛けたポールもサッとお出かけするのに便利です。
また玄関ホールを広く見せているのは、つきあたりに開いた縦長の窓とゆるやかなステップの階段。窓の向こうには柿の木を眺め、視線が外へと導かれることでホールに奥行を感じさせます。「階段をオープンにしたのはサラダホームのアイデア。もし玄関から見える階段に壁や手すり設けていたら、きっと狭く感じていたと思いますね。自分たちが想像できないことも、プロの目線で住まいづくりをしてくれる。暮らしてから、こんなにも心地いいんだっていう驚きがたくさんある家なんです」と奥様。家のなかから窓に映る柿の木の風情を楽しむのも奥様のお気に入りです。
さらにホールを上がって左側には、お客様のお泊りやおもてなしをする多目的な和室を配置。陽あたりがいちばんよく、将来ご両親の寝室としても配慮されています。また、窓際に腰掛けてご近所の方とおしゃべりができる板間や収納スペースを充実させたのは、ご夫婦の心くばりからでした。
笑顔が近づくオープンキッチン生活スタイルにあわせた住まいづくり
そして伸びやかな大空間が広がるリビング・ダイニングへ。圧巻なのは、リビングとダイニングにつながりを持たせたウッドデッキの開放感。高さ2m20cmもの窓を開け放てば、リビング・ダイニングと境のないフルオープンな空間が広がるのも大きな魅力に。高い屋根の傾斜から生まれた深い軒がウッドデッキを覆い、雨を避けるアウトドアリビングとしても大活躍しています。「いちばんに希望していたのは、昔ながらの“軒”のある家。夏には強い日差しを避けて、冬にはあたたかい陽だまりを作るようなウッドデッキが理想でした。雨の日には子どもたちがサッカーをしたり、去年のスーパームーンには月見をしたり。いろんな楽しみ方をしているんですよ」と笑うご夫婦。ちなみに夏には息子さんの部活仲間が18人も集まって、ウッドデッキでバーベキューをされたのだそう。賑やかなひとときが目に浮かぶようです。さらにリビングから引き戸を開けば琉球畳の和室が展開。黒地に朱色が鮮やかに引き立つ押入れの引き戸は、いまもなお伝統美を誇る建具です。
そして奥様がご希望されたのは、ご両親やご家族がぐるりと囲んでも、ゆったり立てるオープンキッチン。キッチンの並びにはダイニングテーブルを配し、キッチンとの距離が近いのもポイント。梁の連なりとあわせたダイニングの照明はサラダホームのオリジナルです。
キッチンから背面に回ると洗面・浴室へ。奥には衣類やタオル、水まわりの小物や生活用品をすっきり整頓できる収納スペースを配置。コーナーにあわせた作り付けの棚はたっぷりの収納力です。「デッキ側から出入りできる勝手口を設けたので、私たちや両親が仕事や畑から帰ったとき、外からそのまま洗面室に行けるのが便利。汗をかいたら浴室にも行けるしここですべての身支度ができるんです」と奥様。ご家族の生活スタイルにあわせた住まいづくりが暮らしやすさを高めています。
「ひとつひとつ相談をしながら、大工さんや棟梁、スタッフの皆さんと家を建てているときは毎日が楽しくて、完成したときは寂しくなったぐらい(笑)。サラダホームに出会えて本当に良かったです」と満足そうなご夫婦。サラダホームは住まいづくりを通じてご家族との縁を結び、これからも長いお付き合いをさせていただきたいと願っています。

サラダの家を本当に大切に住んでいただいているのが
とても伝わってきます。
これからも末永くよろしくお願いします。

サラダホーム スタッフ一同

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