K様ご家族がライフステージに選んだのは、豊かな緑と生活環境に恵まれたニュータウン。景観が配慮された平屋づくりの家が並ぶロケーションにあって一際目を引くのは、白い漆喰の外壁が眩しいほどの輝きを放つK邸です。「我が家のテーマになったのは、いつまでも新鮮な気持ちで暮らせるアジアンテイストの住まい。和風の平屋づくりが多いなかで、自分たちらしいスタイルを選びました」とご主人。住まいをぐるりと囲む枕木の門柱もベイサイドをイメージしたご主人のこだわりです。
そして住まいの顔となる玄関へ。ドアを開くと正面の壁には自然石のコーラルストーンがアクセントとして使われ、横に広がりを見せる玄関ホールはまるでホテルのエントランスのよう。素材感のある漆喰の壁と自然石の組み合わせが、お客様を迎えるにふさわしい特別な空間を演出しています。左手には仕切りとなる格子でさりげなく目隠しをしながらも、ひと目で見渡せるオープンな家族専用のシューズクローゼットがあり、お客様を迎える上り口とは別のスペースを設けることで、いつでもすっきりと片付けられた玄関ホールが広がっています。
そしてゆったりと寛ぐリビングとつながりを持たせたキッチンには、ご主人が希望されたスタイリッシュなペニンシュラ型のキッチンを配置。天板とカウンターが一体となったフラットなキッチンは朝食などサッと準備できるだけでなく、向かい合わせに座る家族との距離が近いのもポイントのひとつです。
キッチンの素敵なアクセントになった繊細なデザインの吊り戸棚は、家具職人である奥様の義兄様が住まいにあわせて作られたのだそう。「ダイニングテーブルもあわせて作ってくれて、家の雰囲気がぐっとアジアンテイストになりました(笑)」と嬉しそうな奥様。キッチンのとなりに配したダイニングに外からの視線をゆるやかに遮る格子を設けたのは奥様のアイデアです。
共働きで忙しい毎日を送る奥様がこだわったのは、キッチンから数歩で移動できる洗面室と浴室、さらにはそのとなりにたっぷりと収納できるパントリーを配置したこと。洗面室は室内干しができるようランドリールームも兼ねており、そのまま下着や衣類などすっきり収納できるボックスも備えました。
将来2部屋にもできる2ドアを設けた子ども室はキッチンの背面に配置。「自分の部屋ができて、いちばん喜んでいるのは子どもかも。キッチンに立っていても、すぐ近くに子ども室の気配を感じられるので安心なんです」と笑う奥様。キッチンとリビングから声の聞こえる距離に、お子さんがひとりきりにならない空間が生まれています。
「思い通りの家になったのは、私たちの希望をひとつひとつ聞いて真摯に向き合ってくれたサラダホームさんだったからこそ。『おうちが大好き!』と言ってくれた子どもの笑顔を見ると、わが家を建てて本当によかったなと思っています」とご主人。健やかに育つ家族の住まいにも、晴れやかに風とおしのいい未来が開いているようでした。
これからも末永くよろしくお願いします。