SAKAIの家ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
SAKAI株式会社、新築事業部ICの岡杏珠(おかあんじゅ)です!
9月下旬に入りましたがまだまだ暑い日が続きそうです。気温に合わせた服装や対策をして、体調に気をつけて過ごしましょう!
さて、SAKAIが一押ししている漆喰(しっくい)のお家ですが、なぜそんなに漆喰をおすすめしているのか、今回はその理由を科学的にご説明いたします!
漆喰が出来るまで
漆喰の原料は石灰石。その石灰石を加工し、海藻のりやスサを加えたものが漆喰なんです!漆喰に水を加えて壁に塗り付けると、乾燥して空気中の二酸化炭素と化学反応し、再び元の石灰石と同じ成分に戻っていきます。環境にも優しい「循環型建材」といえます。

ウイルスを不活化
無添加住宅オリジナル漆喰にヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を付着させて試験を行いました。ウイルスはオリジナル漆喰に付着させてから5分後には、完全に死滅するという結果になりました。
漆喰の主成分である消石灰は、強アルカリ性の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)です。この強アルカリ性はタンパク質を分解する性質があるため、エンベロープウイルスの周りを囲んでいる脂質層に含まれるタンパク質を破壊し、ウイルスを死滅させることができます。
また、漆喰は水を含んだ状態だと強アルカリ性になり、乾くと弱アルカリ性になるという性質もあります。
調湿性能
漆喰は、微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿、放湿性があります。空間の湿度を適度に調整することで結露を抑え、カビ・ダニの繁殖を防ぎ、快適な室内空間を実現します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、季節に関わらず心地良い室内空間を保ちます。
消臭効果
人に不快な印象を与えるトイレやゴミ、人の生活臭、ペットなどの様々な臭い。消石灰が主成分で多孔質であるオリジナル漆喰はこうした不快な臭いを吸着浄化する優れた機能があります。実際に漆喰壁を施工した老人ホームやペットを飼っているお施主からも喜ばれています。
耐火性
漆喰の主成分である消石灰は無機の不燃性の素材で構築された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです!
最後に…
このように、漆喰にはたくさんの良い特徴があり、生活をより良いものにする力があります!そのため、お客様に満足していただけるよう、SAKAIでは漆喰のお家をお勧めしています!