SAKAIの家ブログをご覧の皆様こんにちは。SAKAI株式会社新築事業部CXチームの甲斐(かい)です。
「どんな間取りにしよう?」「キッチンはどこのメーカーがいいかな?」
家づくりを始めると、決めることがたくさんあってワクワクしますよね!
でも、「照明」について真剣に考えたことはありますか?
実は、家づくりにおいて照明は、デザイン以上に「家族の心身の健康」を左右する、極めて重要な要素なんです。
今回は、知っているようで知らない「光と脳の関係」についてお伝えいたします。
■ 人の情報は87%が「視覚」から
突然ですが、かき氷のシロップを思い出してみてください。イチゴ、メロン、レモン……実はこれ、「すべて同じ味」だという説があるのをご存知ですか?
脳が「赤=イチゴ味」と色で味を判断しているのです。
このように、人間の情報の87%は「視覚」から入ってきます。
つまり、家の中で「どんな光を浴びるか」は、私たちの感情や体調をコントロールしていると言っても過言ではありません。
■ 日本の夜は「明るすぎる」?
日本の多くの家庭では、夜でも昼間のような「白い光」で部屋を煌々と照らしています。しかし、これが曲者です。
• 体内時計の乱れ: 25時間周期と言われる体内時計が、夜の白い光によってリセットされず、眠りの質を下げてしまいます。
• メラトニンの抑制: 睡眠を促すホルモン「メラトニン」は、夕日のような温かい色(電球色)で分泌が促されます。
「夜なのに脳が昼間だと勘違いしている」
そんな状態では、せっかくの新居でも本当の意味でリラックスすることはできません。
■ 「心地よい影」をつくるのがプロの仕事

「とにかく部屋を均一に明るくする」のは、昭和の時代の考え方です。
これからの家づくりで大切なのは、「必要な場所に、必要な分だけ」光を置くこと。
あえて「影」をつくることで空間に奥行きが生まれ、ホテルのような上質なリラックス空間が完成します。
照明は、単なる「暗闇を照らす道具」ではありません。
家族が自然とリラックスし、質の高い眠りにつけるための
「医学的なツール」でもあるのです。
「明るければいい」から「心地よい光をデザインする」へ。
次回の記事では、具体的にどうやって明るさを計算すれば失敗しないのか、その「計算式」を公開します!
最後までお読みいただきありがとうございました。