土地なしの状態から注文住宅を建てる時の流れについて解説!

WRITER 荒木 宗誠

2021/02/20

もともと土地を持っていて、注文住宅を建てる人もいますが土地なしの状態で注文住宅を建てる方もたくさんいます。
ではどうやって土地なしの状態から注文住宅を建てることができるのでしょうか。今回はその具体的な流れを紹介します。

土地なしからの注文住宅の流れは土地探しからスタート

土地を持っていない場合、注文住宅を建てるための第一歩は土地探しです。
しかし、何の準備もせずに漠然と土地探しを始めてしまうと、なかなか決断できないことがあります。
中には、理想の土地を追い求め何年も探し続ける『土地迷子』の方もいらっしゃいます。
土地探しを始める前に、自分や家族がどこに住むのか、どの街にどのくらいの場所に住むのか、家の大きさはどのくらいなのかを考えておきましょう。
土地探しの最初のステップとして、不動産会社に相談することを考える人も多いでしょう。
さて具体的なエリアや予算、土地の広さなどの希望条件を伝えれば、希望に合った物件を紹介してくれます。
手っ取り早く土地を探したい場合は、複数の不動産会社を回るのも手です。

土地のイメージ

土地なしからの土地探しの方法

不動産会社

会社にもよりますが、注文住宅を建てているハウスメーカーや工務店に土地探しを依頼することもできます。
また注文住宅を建てたいハウスメーカーや工務店が決まっている場合は、土地探しを手伝ってもらうことができるので、家づくりがワンストップでできるようになります。

大分不動産情報サービスわさだタウン店

サラダホームの母体である創業60年のSAKAI株式会社では、大分不動産情報サービスという不動産部門も運営しておりますので、土地探しからお家づくりまで一貫してサポート可能です。
詳しくは下記のURLからご覧ください。

大分不動産情報サービスのHP

ハウスメーカーや工務店

ハウスメーカーや工務店によっては、すでに建築条件が整っている土地を持っているところもあります。
また弊社と同じように自社内に不動産の仲介を行う部署を運営している会社もあります。

自分で探す

住みたいエリアが大体決まっている場合は、インターネットを使って自分で検索したり、現地に足を運んでみたりすると良いでしょう。
インターネットのホームページや地域の看板に掲載されている連絡先に問い合わせてみましょう。

土地を探す夫婦

土地を探しながら建築会社も探す

欲しい土地をすぐに探すことは可能ですが、なかなか見つからないことがほとんどです。『土地迷子』の方は意外に多いです。
同時に建築会社を探してみるのも良いでしょう。
土地と家の両方をハウスメーカーや、土地探しをワンストップで対応してくれる工務店に任せようと考えているのであれば、このステップはもう必要ありません。

土地の敷地調査と地盤調査

希望の土地が見つかり、ハウスメーカーや工務店などの依頼先が決まったら、その土地に希望の家を建てることが可能かどうかを調べるために「現地調査」を行う必要があります。
敷地調査とは、土地の状態や形状、高低差、道路へのアクセス、電気、ガス、上下水道、その他技術的な制約などを調べる調査です。見つかった土地に希望の家が建てられるかどうかを調べる調査です。
地盤調査とは、安全な建物を建てるために地盤を確認する調査です。なぜなら、地盤が軟らかかったり、軟らかかったりすると、地震や土砂崩れの際に家が壊れてしまう可能性があるからです。
調査結果によっては、地盤改良などの追加工事が必要になることもあります。

最近ではHPでもそういった地盤について確認することも可能です。

住宅用地

大分の地盤はこちらで確認できます

土地を購入・契約

土地が決まったら、購入の申し込みをして、注文住宅を建てるハウスメーカーや工務店と相談しながら間取りやプランを決めていきましょう。住宅ローンを利用したい場合は、住宅ローンの事前審査を受け、問題がなければここで土地を購入することになります。
一般的には、契約時に土地価格の10%程度の「手付金」を支払います。
契約後に買主が土地をキャンセルした場合、手付金は戻ってきません。
また、一般的には「契約印紙代」や「仲介手数料」などの雑費が必要になることが多いので、思わぬ請求で慌てないように覚えておきましょう。
依頼する会社によって手続きは変わってきますが、土地のない会社から注文住宅を購入する場合、家と同時にではなく、土地の代金を先に支払う「残金払い」をしなければならないことがあります。
土地だけを購入すると住宅ローンが組めないので、家ができるまで自己資金か「つなぎ融資」で借り入れをしなければなりません。
自己資金で支払うか、家が建つまで借りられる「つなぎ融資」で支払う必要があります。
依頼する予定の会社の支払いパターンがどうなっているのか、契約前に確認して計画を立てておくことが大切です。

家のプランニングと設計をスタート

自分たちが住むことになる注文住宅を計画し、ハウスメーカーや工務店と相談しながら計画を進めていきます。
まずは、デザインや仕様、間取りなど、家族全員が家に何を求めているのかをしっかりと話し合うことが大切です。
家族会議で、みんなの希望を優先順位をつけてまとめておきましょう。そうすることで、プランニングがスムーズに進むようになります。

住宅のプランニング

SAKAIの家の施工事例もご覧ください

建築請負契約

建物のプランが決まったら、いよいよ「建物の契約」をしましょう。契約時には一般的に「建築請負契約書」「建築請負契約締結書」「見積書」「設計図書」の4つの書類を渡されます。
これらの書類を全て当日に目を通すことはほぼ不可能ですので、事前にしっかりと目を通しておくことが大切です。
また、契約後に後悔しないためにも、「知らなかった」と後悔しないためにも、事前にしっかりと目を通しておきましょう。
契約後に後悔しないためには、契約前に書類の中で分からない点があれば、担当者に事前に確認しておくことが大切です。

建築確認申請

契約後はいよいよ着工ですが設計した家が法律に適合しているかどうかを確認するために、確認検査を受ける必要があります。
多くの場合、建物の所有者である工務店が、国や指定の民間検査機関に確認申請を行います。
確認検査の結果、建築許可証が発行されてから着工する必要があります。

住宅ローンの借入れ

住宅ローンの本審査を申し込み、通過したら、いよいよ着工です。
固定金利型は、借入開始時の金利が何十年も固定されているため、金利が開始金利よりも上昇した場合にメリットがありますしかし、金利が開始金利を下回ってしまうと、損をした気分になってしまいます。
変動金利型の住宅ローンは、金利が下がることで恩恵を受けることができても、金利が急上昇した場合に影響を受けるリスクがあります。

着工・上棟・竣工

契約、建築確認申請、住宅ローンが完了したら、いよいよ夢のマイホームが完成するのを待つだけです。
また完成する前には、スムーズに生活を始められるようにご近所の方に挨拶回りをしておくと良いでしょう。
マイホームがどのように建てられているのかを確認するために、建築現場を見学してみるのもオススメです。
現場にいる大工さんに工事のことを聞いてみるのも良い思い出になります。

完成立会い

工事が終わって、家を引き渡す前には、工務店や施工管理者と一緒に建物をチェックする「お施主様検査」があります。
家の中に不備がないか、ドアなどがスムーズに動くかなどを確認してくれます。
不具合があった場合は、後々のトラブルを防ぐためにも書面で明確に確認しておくことが大切です。
また、工事の完成に立ち会うだけでなく、特定行政庁(または第三者機関)による完成検査もあります。

引き渡し・入居・アフターメンテナンス

全ての手続きが完了したら、お家の引き渡しとなり、ご入居となります。
いよいよ、家族の想いが詰まった注文住宅での生活が始まります。
家づくりの苦労が終わった後は、肩の荷が下りてホッとすることもあるかもしれません。
しかし、いざ住み始めてみると、家に不具合が出てくることもあるでしょう。
そのため、保証期間はいつまで続くのか、定期点検はいつ頃になるのかなど、家のアフターメンテナンスを確認しておくことが大切です。

まとめ

今回は土地なしの状態で注文住宅を手に入れるための流れについて紹介しました。今回紹介した内容を知っておけば、スムーズに家づくりに着手できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

詳しい話を聞きたい方は無料でご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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