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子育て世代応援住宅【サラダホーム】

2021/05/29

“長期優良住宅”って何?基準やメリット・デメリットについて解説

家を建てる
荒木宗誠
“長期優良住宅”って何?基準やメリット・デメリットについて解説

昨今の新築住宅には色んな基準があり、様々な違いや仕様の差があるため悩まれる方も多いのではないでしょうか。今回は様々な基準の中で“長期優良住宅”という基準について解説していきたいと思います。

長期優良住宅とは?

そもそも長期優良住宅とはどういった基準になるのかについてご説明いたします。

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅のことです。長期優良住宅の建築および維持保全の計画を作成して所管行政庁に申請することで、基準に適合する場合には認定を受けることができます。
1.住宅の構造および設備について長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられていること。
2.住宅の面積が良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
3.地域の居住環境の維持・向上に配慮されたものであること。
4.維持保全計画が適切なものであること

国土交通省HPより引用

名前の通り“長期”にわたって良好に暮らせる“優良”な“住宅”ということが基準になりますが、そのための措置として、構造躯体の劣化対策や安全・快適に暮らすための環境が考慮された仕様(省エネや耐震性など)、面積の確保、将来の維持保全(メンテナンス)計画が立てられていることが認定を受ける基準となります。

長期優良受託での家造りの現場写真

認定基準についてさらに詳しく解説!

では認定基準についてさらに詳しく解説していきます。一戸建の住宅で認定を受けるためには全部で7項目の基準をクリアする必要があります。

劣化対策

3世代にわたり住宅の構造躯体が使用できることとし、湿気で構造体が腐ったり白蟻に食べられたりしないよう処理を施したり、点検がしやすいよう床下の高さを確保したりといった措置が必要となります。(劣化対策等級3の基準+α)
・400mm以上の基礎高さの確保及び330mm以上の床下空間高さの確保
・地盤及び地盤から1m以内、土台の軸組の防蟻・防腐処理
・浴室、脱衣室の防水措置
・床下、小屋裏の点検口、換気口の設置
・床下の防湿措置

維持管理・更新の容易性

構造躯体に比べて耐用年数の短い設備機器(キッチンや浴室など)に関して、メンテナンスや交換が容易にできるよう、コンクリートに埋め込まないなどの措置を行います。(維持管理対策等級3基準)

耐震性

1995年に起こった阪神淡路大震災相当の地震(極めて稀に発生する・数百年に一度発生する等と言われます)が起こっても、倒壊・崩壊せず継続使用できるレベルを耐震等級1と定めていますが、その1.25倍の地震に耐えられるレベルを耐震等級2、1.5倍の地震に耐えられるレベルを耐震等級3とし、耐震等級2以上の建物が認定基準を満たします。

耐震性も長期優良住宅の基準

省エネルギー性

エネルギーの消費を削減するために断熱性能を数値化(Q値と呼ばれ、現在のUa値に当たる数値)して判断します。(省エネルギー対策等級4基準)
※この基準は性能としては特別高くなく、現在はさらに高性能なお家が当たり前に建てられていますので、検討する会社の断熱性能・気密性能を確認してみるのもおすすめです。

省エネ性も長期優良住宅の基準

サラダホームの高気密・高断熱仕様コンセプトハウス【ガリレオハウス】のページはこちらから

居住環境

良好な景観の形成、その他の地域における居住環境の維持及び向上に配置されたものであることとし、建築予定地に建築協定や景観条例などが定められている場合は、そういった決まりに沿って建築を行う必要があります。

住戸面積

良好な居住水準を確保するために必要な規模を有することとし、一戸建ての場合は1階部分の床面積40㎡以上かつ床面積の合計が75㎡以上が必要条件となります。(75㎡は約22.7坪程度)
※建築地域の実情に応じて基準面積の引き上げ、引き下げがあります。

維持保全計画

建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修に関する計画が策定されていることとし、点検の時期と項目を定め、少なくとも10年ごとに点検を実施する必要があります。
[点検項目]
・構造耐力上主要な部分(基礎や土台などの骨組み)
・雨水の侵入を防止する部分(屋根、外壁、開口部など)
・配管設備(給排水)

長期優良住宅のメリット・デメリットは?

長期優良住宅の認定基準についてお伝えさせていただきました。では実際に長期優良住宅のお家を建てたときにどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット①税金や住宅ローンで優遇が受けられる

直接的に関わる一番大きいポイントです。長期優良住宅を建てることで不動産取得税や固定資産税、登録免許税などの減税や優遇が受けられます。また、長期優良住宅の場合住宅ローンを検討する幅が広がり、商品によっては金利の優遇が受けられるものもあります。住宅金融支援機構の住宅ローン【フラット35】も、長期優良住宅のお家であれば【フラット35S】という住宅ローンが利用できます。

長期優良住宅のメリットは税金や住宅ローンで優遇が受けられること

フラット35Sについてはこちらから

 

メリット②安心して住むことができる

目で見えない部分にはなりますが、しっかりと厳しい基準をクリアして認められたお家になるので、長く暮らしていくに当たって長期で安心して住めるという安心感は大きなメリットとなります。また、点検が義務付けられていることも安心に繋がります。

メリット③住宅の価値が高くなる

国の認定を受けた長期優良住宅は、もし万が一お家を売却することになった場合などに売却時のアピールポイントとして大きなものになる可能性があります。もし通常よりも高く売却できれば、結果として資産価値が高かったと言えるようになるでしょう。

デメリット①建築費が高くなる

標準仕様で長期優良住宅の場合は当てはまりませんが、オプションになる場合などは長期優良住宅にするために別途追加費用がかかる可能性があります。通常の申請のみの場合よりも図面の作成や申請に手間や時間がかかるため、対応できるかどうかを確認しておくことをおすすめします。

デメリット②着工までに時間がかかる

デメリット①でもあったように、図面の作成や申請に時間がかかるため、申請から着工までの期間が通常の申請のみの場合より長くなってしまいます。引っ越しまでの時間の余裕が短い方などは、完成時期に注意が必要です。

 

まとめ

今回は長期優良住宅の基準とメリット・デメリットについて解説いたしました。長期優良住宅仕様で建てようか検討中の方はぜひ参考にしていただけると幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。


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