種類別に解説!気になる照明器具について

WRITER 荒木 宗誠

2021/06/24

新築を建てるときに意外と悩まれるのが照明計画ではないでしょうか?注文住宅の場合、位置をどこにするか?数や明るさはどれくらい必要なのか?デザインはどんなものにするか?など様々なことを決定しなければいけません。照明はくらしに大きく影響するため失敗したくない部分かと思います。設計士やコーディネーターにお任せするのは確実ですが、せっかくならば自分たちでこだわってみたいという方も多くいらっしゃるので、今回はよく利用される照明の種類、特徴、使い方について解説します。

どういった照明があるのか

照明と一括りに言ってもたくさんの種類があります。ここでは主要なものを大きく分けた種類別にご紹介していきます。

ダウンライト

最近の新築住宅の中で一番使用されている、主流の照明です。天井に埋め込んで設置することで、天井をスッキリ魅せることが可能です。器具と照明が一体型になっているタイプのものが多く、そういったタイプの場合は電気が切れた際には器具ごと交換になり、資格を持った専門の業者にお願いする必要があります。また、天井に穴を開けて埋め込むため施工の仕方によっては気密性能の低下につながる可能性があります。サラダホームではシーリングダウンライトという、天井に埋め込まないタイプのダウンライトを使用し気密性を向上させる工夫を行なっています。

ブラケットライト

壁に取り付けるタイプの照明で、デザイン性のあるものが多くあります。形にもよりますが基本的には補助的な役割で使用されることが多いのが特徴です。吹き抜けなど天井が高い部分において床面を照らす場合にも有効です。

ブラケットタイプの照明

ペンダントライト

天井からぶら下げて使用するタイプの照明です。キッチンやダイニングに用いられることが多く、空間のアクセントとしても最適です。多灯使いすることでよりお洒落な空間を創ることができますが、大小さまざまなデザインがあるためサイズをしっかり確認して設置するようにしましょう。

ペンダントライトの照明器具

シーリングライト

天井に取り付けて使用する照明で、日本で一番普及しているといって良いタイプの照明です。安価で尚且つ自分で取り付けが可能で、ホームセンターなどでも簡単に手に入るので、ほとんどの家庭で現在既に使用されているかと思います。使用しているものをそのまま新しいお家で使うこともできるので必要な数をしっかり把握しておきましょう。

スポットライト

その名の通り、ある一定の場所をスポットで照らしたい時に用いられる照明です。スタイリッシュなデザインで、ブラケットライトのように使用されることも多くあります。同じようなデザインでも広域を照らすものと狭域を照らすものがあったりと種類が豊富なので、選ぶ時は用途に応じたものを選ぶようにすることをお勧めします。

間接照明

建築化照明とも呼ばれる間接照明は、建築工事の時点から壁を掘り込んだりするなどして光源を隠して壁や天井を照らす照明です。直接的に照らすものではないため、単体ではあまり用いられませんが、明るさを求めない場所などではメインの照明として使用されることもあります。基本的には建築工事が絡むものになりますので、前もって打ち合わせし、詳細を決めておかなければいけないため注意が必要です。

間接照明

間接照明の施工例はこちらから

シーリングファン

最後は天井に付けるシーリングファンです。照明ではありませんが工事のタイミング等は変わらないため、照明と一緒に決めることが多くあります。吹き抜けや天井の高い勾配天井の空間では、空調機器との兼ね合いからほぼ必須ともいえるでしょう。室内の空気を操作してくれるメリットもあります。

シーリングファン

数や明るさは?

種類について、主要なものの解説をさせていただきました。ご説明した種類によって用途が違うため必要な数や明るさも変わってきますが、明るさに関しては色温度の関係してきます。よく使われる3種類に色温度についてご説明します。

昼白色

蛍光灯の光でよく見る白い色の照明です。照明器具では5000K(ケルビン)のものが一般的です。空間を明るくしたい時におすすめです。

電球照明の色 昼白色

電球色

オレンジっぽい色の光です。こちらは2700K前後のものが一般的で、落ち着きたい場所や団欒のスペースなどによく用いられます。

温白色

上記の昼白色、電球色の間に当たる光で、色温度3500K前後のものがあります。落ち着きたいけど少し明るめにしたい空間などにおすすめできます。

まとめ

今回は照明の種類、特徴について解説いたしました。見落としがちな照明計画を失敗しないための参考になれば幸いです。

詳しい話を聞きたい方は無料でご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。(ご希望があればオンラインでのご相談も可能です)

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最後までお読みいただきありがとうございました。


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