SAKAIの家は空気環境を一番大事だと考えています!
漆喰は石灰岩を主原料とし、珪藻土は植物性プランクトンが化石化したものを主原料としています。
主な共通点は自然素材である、調湿効果がある、等ですが一番の大きな違いは“素材自体に固まる力があるかどうか”です。
漆喰は自ら固まる力をもっているのに対し珪藻土はその力を持っていません。その為、珪藻土を内装仕上材として使用するには接着剤等が必要になります。
ここで生じる問題が寿命や安全性です。接着剤の効き目が無くなれば珪藻土はボロボロと崩れ落ちてしまいます。
シックハウス症候群の原因のひとつである化学物質(VOC揮発性有機化合物等)を吸着し、分解してくれます。
建築基準法第2条第9号に適合し、不燃材料として認定されています。漆喰は自然素材ですので、万が一火災が起こった際にダイオキシン等の有害物質を発しません。
無添加住宅オリジナル漆喰に「ヒト・コロナウイルス」を付着させて実験を行った結果、ウイスルは漆喰に付着させてから5分後に完全死滅することがわかりました。
ちょっとした汚れは消しゴムで消す、カッターや紙やすりで削る等して補修します。削りすぎた場合や大きな汚れは上から塗り直します。
色焼けしないので乾いてしまえば塗り直した部分は目立たなくなります。誰でも簡単に出来る作業なので自分達ですぐに補修が出来ます。
漆喰の主成分である炭酸カルシウムは静電気を溜めにくい性質をもっています。そのほこり等が付着しにくく汚れにくいので、白いままの状態を長期間保ちます。
塗り壁なので職人さんが全て手塗りで仕上げ、更に工事後の除湿の為の乾燥期間を設けます。
また、接着剤を使わずに施工するので固まるのにも時間がかかります。
そのため一般的な住宅より工期が長くなりますが、この乾燥期間をしっかり設けることによって、漆喰が本来の性能を発揮してくれます。
施工後3~6ヶ月程度は、漆喰の表面が削れて巾木部分に白い粉が落ちます。お引渡し直後は隅の部分の掃除をこまめにお願いします。
漆喰と木材の間や入隅部分は隙間ができます。材料の収縮により空いた隙間なので欠陥ではありません。
壁全体が剥がれ落ちることもありませんのでご安心ください。
漆喰は施工後水分を吸収し乾燥していきます。そのため時間が経てば入隅部分などにひび割れが生じてしまいます。
欠陥ではなく、漆喰の性質上によるものですのでご安心ください。
5千年前のエジプトのピラミッドの壁、古代ギリシャやローマ時代の建築物、イタリアルネッサンス時代のフレスコ画、アジアでは中国の万里の長城、日本では、城や土蔵や神社仏閣などしっくいの歴史は深く世界中で使用されてきたことから分かるように大変優れた伝統の素材です。